Burghotel Auf Shoenburg
ツイン36000円
今回の旅行最後の宿泊は、ラストを飾るにふさわしい最も高価で豪華なホテルです。
ライン川中流の西岸、オーバーヴェーゼル(Oberwesel)にある、ホテル・アウフ・シューンブルグ(Burghotel Auf Schoenburg)という古城ホテルです。
HISの古城ホテル特集サイト
http://e.hisj.com/static/hotel/sp/castle_deu/index.html
や日本のガイドブックにもほぼ必ず紹介されている、4つ星ホテルです。
ホテルオリジナルサイト(英語・独語)
http://www.hotel-schoenburg.com/
このホテルは12世紀に城として築かれ、19世紀後半にホテルとして再建されました。
1度破壊された歴史を持っており、その廃墟状態の時にレ・ミゼラブルの著者ビクトル ユーゴーによって「最も美しい廃墟」と賞賛されたとのことでライン川を見下ろして立っており、テラスからの眺めがとても美しいと案内されています。
この古城ホテルは山上にあるのですが、最寄り駅の「オーバーウェーゼル駅」は各駅停車のみ停車する小駅で、客待ちタクシーはいません。
とりあえず駅正面を出て右手の市街地へ向けて歩いたところ、道路右手に町役場のような建物があり、その向かい側(道路左手)にインフォメーションセンターがありました。そこの女性職員さんに英語が通じ、タクシーを呼んでもらいました。公衆電話でタクシーを呼ぶ方法もあるかと思いますが、ドイツ語オンリーでしょうから自信がなかったのです。
なおこのインフォメーションセンター、ちょうど夕方5時には正確に閉店しましたので、夕方遅い時間の対応は不可能です。また他の方のブログでは案内所の職員さんでも「英語が全く通じなかった」という記録もありましたので注意が必要です。
やってきたタクシーはおばちゃん運転手さん、このおばちゃんの自家用車のようなもので、トランクにも買い物帰りか?荷物がいっぱい入っていました。おばちゃんの副業なのかも・・・。ドイツの田舎の素顔なんでしょうね。
見事な城壁
表の入口から建物の中をぐるりと歩いて行くとやっと玄関がありました。
部屋はアンティークで雰囲気良く、バスも大変広く快適、窓の眺めはライン川を一望でき最高♪です。
広いバスルーム
またさらに「鉄道好き」にうれしいのはライン川の両岸を走るDBの全列車が一望できることです。いい音色の汽笛を鳴らしながら川沿いの景勝路線を走りぬける列車の様子を山上の古城ホテルから眺める・・・。まるで鉄道模型を眺めているようでした。
古城からオーバーウエーゼル旧市街を見渡す。
オーバーウエーゼル駅を通過する特急列車を古城から見送る
対岸の右岸線を行く普通列車
カートレイン(寝台車+車運車)と思われる編成
貨物列車のすれ違い
部屋内にはミニコンポもあり、好きな音楽が流すことができます。ドイツといえば私の大好きな「『音楽の父』J.S.バッハ」♪の故郷!
バッハの音楽を流しながら、ホテルサービスのシェリー酒(度数高いです)を片手に幸せな時間を過ごせました。
館内のレストランでは地元の食材を使ったおいしい料理が振舞われます。最後の夜なので、フルコースで楽しみました。
↓古城内のレストラン
メイン料理は豚のステーキでした。柔らかくソースもおいしく頂けました。
デザートは場所を変えてドーム天井の個室に案内されました。
館内は古い古城をうまく利用されており、雰囲気ある中庭もあります。私たちの客室部分は壁の色が異なることから増築されたのではないかと思われます。
翌朝の朝食はブッフェ形式。スイスの ルチェルンのホテルと同じく朝からシャンパンが振舞われます。
朝食後はバブルバスで優雅なバスタイム(おっと失礼!)
せっかくの古城ホテルなので、この日はチェックアウト11時ぎりぎりまでホテルで過ごしました。