西欧の鉄道好きの亭主とお花の好きな妻の愉快な西欧新婚旅行2週間の記録です。現地鉄道情報と居心地の良い中級ホテル情報があります。


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伝統の国際特急「トランザルピン」(トランスアルピン)

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伝統の国際特急「トランザルピン」(トランスアルピン)
Zurich9:40⇒  Salzburg Hbf 15:29 
※TRANSALPIN号EC163列車一等展望車

【トランサルピン号】入線まではチューリッヒ駅構内で見かけた列車をご紹介します。034.gif

↓ チューリッヒ駅構内で見かけた「新型振子特急ICN」
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↓ スイス電機 新旧
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↓ チューリッヒ駅構内で 普通列車
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トランサルピン(トランスアルペン)号はアルプス横断の意味で、スイスのバーゼル・チューリッヒ~オーストリア首都ウイーンを結ぶ伝統ある国際特急列車!

その昔は 4010型というオーストリアを代表する特急車両が運用され、紺色とクリームの落ち着いた配色で、学研の子供用図鑑「世界の鉄道」にも登場しているので、脳裏に焼き付いていましたが、今日のトラザルピン号はシーメンス製のVVVF駆動の新型OBB電気機関車を先頭にスイス国鉄のパノラマ1等車や食堂車・オーストリア国鉄ご自慢のOBB1等ビジネスクラス個室を含む長編成の客車列車で、昔西欧を走ったTEE豪華特急の雰囲気が感じられる編成でした。034.gif

↓ 賑わうチューリッヒ駅構内
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↓ スイス製電機を先頭に「トランザルピン号」入線
ホームのだいたいどの位置に1等車・食堂車・2等車が停車するか「停車位置案内」表記がありますね!
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↓SBBスイス国鉄ご自慢の1等展望車パノラマカー
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↓トランザルピン号のサボ、私たちの乗車する1等展望車は313号車!
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私たちはパノラマ指定席を予約し、パノラマ1等車の窓側2人向かい合わせ席という最高の席で6時間かけてアルプスを横断する国際特急の車窓を楽しみました。043.gif

↓ 私たちの席には「チューリッヒからザルツブルグまで予約席」の表示が出されています。
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↓窓の大きな1等展望車は快適!前方の列車先頭部が見渡せます!
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↑後で気付いたのですが、この写真の撮影地点はちょうど「JTBキャンブックス『アルプス・チロルの鉄道』P.113」と全く同じ地点のようです!


↓ 快適な1等展望車で愛犬と一緒にウトウト・・・。幸せそう!014.gif
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※愛犬の犬権の認めれる風土らしく、愛犬と一緒に鉄道乗車が可能!
(確か小人運賃が必要のはず・・・)
この写真のパグ君、車内で飲酒していた中年男性グループが騒いで大きな声を出すと
そちらに向かって「うるさい!車内では静かに!」と言うように吠えていました。045.gif
人間よりもしつけがしっかりしている??


↓ OBB(オーストリア国鉄)ビジネスクラス!革張りシートの定員4名の個室。客がいない時は、車掌さんが利用していました。いいなあ。
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さらにうれしいことに食堂車の内装は、僕の最も好きなタイプでした。
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この車両はスイス国鉄の食堂車で、食堂車というと画一的な4or2人テーブルが並ぶタイプが全世界で最も一般的ですが、この車両は食堂車らしくない斬新な内装で街の瀟洒なレストランのようです。テーブルの形がおもしろい配置で5人の小グループでも楽しめるようになっています。半円テーブルは他の方と相席になっても目線が合わないので、気が利いています。

初老のおじさん2人のウエイターさんがかいがいしく働いておられ、丁寧な対応をして下さり、ビールを頼むと「は~いサービスね~!」と笑顔で言いながら、ビールをグラスに注いで頂きました。
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きのこクリームパスタを注文したところ、平打ち麺のきし麺のようなパスタで、これがまたおいしい!034.gif
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ドイツ・オーストリアの農村風景を見ながら大満足の食堂車でした。日本の昼行列車に食堂車がなくなり久しいですが、まだまだ西欧では健在で大変うれしい一時でした!

賑わう食堂車
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※この列車は、いわゆる「回廊列車」なので、山岳地帯のオーストリア中央部を避けて走り、ザルツブルグ手前の一部区間はドイツ領内経由で近道します。ドイツ領内には停車しないのでパスポートチェックなどありません。

↓途中ですれ違ったドイツ新幹線型の振子特急 
よ~く見ると「DB」標記の上に「OBB」と標記があることから オーストリア国鉄の共同保有?
今後はドイツ直通便は、客車列車から置き換えられていくのでしょうか?
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↓ 途中駅で見かけた近距離普通列車
 最近西欧で多い路面電車スタイルの列車。連接式で一部低床化を実現し、バリアフリーに対応しています。
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↓ 途中駅ではFSイタリア国鉄の列車ともすれ違い、国際色豊かなメインラインです。
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大変細かい話で恐縮ですが、機関車は発車の際、ドレミファソラー060.gifと音階を奏でるVVVF駆動で、音はこの機関車と同じシーメンス製の制御装置を備える京浜急行の快速特急電車に似ていて、日本では俗称で「ドレミファインバーター060.gif」とも言われますが、音楽の好きな私と家内はどうも通常のハ長調音階ではないなあと感じていたところ、調べてみたら以下の記述が載っていました。

「シーメンス製のGTO素子を用いたインバータ制御装置を搭載した車両では、変ロ長調(トランペットやトロンボーンが該当。ピアノやリコーダー等、一般に馴染みのある「ハ長調」ではない点に注意)で「ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ・ソー」という音階の音が主電動機とインバータ制御装置より発せられる。」←実に納得!の解説です。060.gif

↓ 変ロ長調を奏でるOBB新型電機
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by since2007cello | 2007-12-16 22:57 | 鉄道