ノルウェーの首都オスロからスウェーデンの首都ストックホルムへ国際特急



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Oslo Sentral7:28始発⇒Stockholm Central13:35終着 ※630列車

北欧の首都同士を結ぶ路線なので、さぞ華やかな特急街道かと思いきや、旧態依然とした客車特急が1日2本直通するだけのローカルラインです。

他の方のブログ等の情報では、同じ区間で「LINX(リンクス)」という斬新な青色の新型特急(スウェーデン国鉄X2000の改造)の乗車記録もあるのですが・・・。調べてみたところ、この区間は航空機との競争のため、数年前にスウェーデンとノルウェーの合弁会社を立ち上げ、「LINX(リンクス)」という新型特急を走らせたものの、価格競争に負け、「LINX(リンクス)」は撤退、その合弁会社は解散したようです。未だに「LINX(リンクス)」乗車券取り扱います!と案内している日本の旅行社もありますので、注意が必要です。

日本では床下にエンジンやモーターのない客車列車は少ないので、私自身はのんびり客車に揺られる国際特急の旅もまたこれも趣があるなという気持ちで、この旧型特急に乗り込みました。編成はスウェーデン国鉄SJの電気機関車の牽引する4両の客車でうち1両は1・2等合造車で残り3両は2等車、うち1両に売店コーナーと簡易コンパートメントあり、各車内装は様々で旧型車寄せ集めの感は否めません。



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売店(カフェテリア)コーナー

残念ながら3列シートの1等の座席もくたびれており、2等車の中で体質改善工事の行われた最もきれいな車両で過ごしました。なおこの列車、旅行会社では「全席指定席」扱いですと言われましたが、他の方のブログにもあるように、案の定、車掌氏は「空いてる席はご自由に!」「その席を正規に予約されている方が来れば、移動して下さいね!」という対応でした。




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快適な2等車

途中、快調に時速100㌔以上で飛ばしますが、やはり航空機に負けているのでしょうか、乗車率は国境付近では20%まで落ち込み、ストックホルム近郊に近づくにつれて乗車率80%まで回復しましたので、ストックホルムからの国内中距離特急としての役割が大きいようです。途中では北欧らしく、木材を満載した長編成の貨物列車を見かけました。


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↑オスロで見かけた旧型普通電車

さて6時間の連続乗車はさすがに退屈しますが、ここで鉄道好きならではの楽しみ方をご紹介しますと、客車列車なら最後部デッキに立つと、後方の景色が眺められ、左右両方の景色が楽しめるんです。客席では左右どちらかの景色しか楽しめませんものね。また駅に停車した時にホームに降りて、少しだけ歩いて深呼吸もできます!車内改札に来た車掌氏も後部デッキに立ちビデオを撮影している私に「ハロー!」と笑顔で声をかけてくれ「次の駅でX2000が停車しているよ!」と英語で教えてくれました。「なぜ僕が鉄ちゃんだと分かるんデスカ?」西欧には鉄道好きのいわゆる「鉄ちゃん」が多く、あちこちのホームで見かけ、駅の書店では多くの鉄道趣味情報誌を見かけました。同好の士が多いのはうれしい限り!韓国のソウル中央駅で電車を撮影していたら、警察に職務質問されそうになった苦い経験のある私は、西欧大好きになりました!

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by since2007cello | 2007-11-03 13:34 | 鉄道